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ももの木のはなし [長草雑感]


何をやっているのか気になって、声をかけてみた。
花の芽を摘んでいるのだそうだ。
大きな実を作るためには必要な行程だという。

この範囲の枝に、1〜2個の実をつけるために、その他の花の芽は摘んでしまうのだ。
よく見ると、いっぱい芽があるではないか...。

「たいへんじゃないですか?」(ちょっと、間の抜けた質問である)
「1日に1本しかできんわな」
辺りを見渡すと数十本...1日に1本づつ...このおじいさんが1人で...

いっぱい実がつくと枝が痛むのだそうだ。
枝が黒いヒモで引っ張り上げられているのがわかるだろうか...
これも枝を守るための方法なのだそうだ...なるほど。

みんな、このおじいさんがやったんだね。

「ところで、何の木ですか?」
ちょっと間があって...「もも」
(いまどきのもんは「もも」の木もわからんのかな...)
(すみません)(これからは、もっと大切にももをいただきます)


もも畑。季節になると、辺り一面、ももの花が咲き乱れ...ということにはならないのである。花がつんであるから。


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