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長草町のチョット変った形 [長草のこと]

地図で見ると、長草町はチョット変った形をしている。

長草に東部、殿田・いせ木・凪場あたりは、周辺の地区が新住所に変り、他の長草町とつながっている部分がほんの少しとなってしまった。(地図の右端の方の飛び出た部分)
http://blog.so-net.ne.jp/nagakusa/2007-03-19-1

殿田・いせ木・凪場は、鞍流瀬川沿いの地域で、「いせ木とは、堰のあるところ」、「凪場は、波の立っていないところ」の意味で、川が堰によって流れが緩やかになっていた場所であったことがわかる。長草の中でも土地が低く、低湿地となっている。

鞍流瀬川は、それほど大きな川ではないのだが、数年前の東海豪雨の時には、かなり増水したそうだ。

そもそも、鞍流瀬川という名は、桶狭間の闘いで敗れた今川方の武将が、この川沿いに大府まで逃れてきたとき、足を滑らせ川に落ち、命は助かったが鞍を流された...という言い伝えにちなんで付けられた名前で、昔はそれなりの水量があったことが推測できる。

また、桶狭間の闘いが雨中に行われたという話が本当であるなら、降雨によって、急激に増水する鞍流瀬川の特徴を捉えた話なのかもしれない。

この辺りに定住するということは、この川との闘いという側面はあっただろう。

そんなことから、凪場には、土の崩れた場所という意味もあったようだ。


殿田あたりの鞍流瀬川


殿田のあたり


殿田から鞍流瀬川に沿って凪場の方向を見る


殿田から鞍流瀬川に沿っていせ木の方向を見る

織田信長〈2 桶狭間の巻〉

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  • 作者: 山岡 荘八
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長草の牛

Q さん、nice! ありがとうございます。
少し暗くなってからの写真なので、随分とブレてしまっていますが...。以前は田んぼや畑が多かったところですが、今は、幹線道路沿いに病院や飲食店が多くなっています。
by 長草の牛 (2007-04-05 05:54) 

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