床屋さんの話 [長草雑感]
床屋さんは、昔の大府のことをよく知っていて、少し情報を仕入れてきた。
大府飛行場(https://www.so-net.ne.jp/blog/entry/edit/2007-03-08)のことも知っていた。昭和27〜8年頃に、中日新聞の飛行機が離陸時に墜落しという。
長草より南の方の話だが、鞍流瀬川に接する土地は、今よりも5mぐらい低かったそうで、ほとんど田んぼだったようだ。田んぼは川よりも低かったようだから、大雨の時には大変な被害が出たことだろう。長草のあたりも同様だったと思う。
現在では、そんなことをうかがわせるものは何もの残っていない。あと2〜30年経って、語る人がいなくなったら、大府がそんな地形だったなんて、だれも気づかないに違いない。
山桜と子牛 [長草雑感]
日曜日の朝、子供と散歩して、子牛を見に行った。
この日は、隠れることなく、2頭とも牛舎の前で日向ぼっこ。
牛舎近くの桜の枝は、満開状態。陽当たりがいいのかな〜〜〜と近づいていくと、もう葉っぱまで出ている。
おやっ?
なんと、この桜、山桜だったのですね。
この牛舎のある岡(小山)は、以前はミカンの木がたくさん植えられていたそうだが、昔は入会の雑木林だったように思う。そんな雑木林の中に咲いていた山桜の末裔なのか...?
この季節、ドライブをすると新緑の山の中の白い山桜が生える姿を良く見かけるが、そんな光景が、この長草にもあったのですね。
今日の桜と桃の花 [長草雑感]
今日の午後、曇り空のもと、白魦池の桜の定点観測
多くの木は、3〜4分咲き...といったところなのに、いつも写真をとっている1本だけ、なぜか5〜6分咲き。毎日見ている人がいるから、早く咲いてくれたのか?
2日まえにはこんなだったのが
今日はこんなになっていました。
一方こちらは、満開の桃の花。以前登場した桃畑のもの。???
http://blog.so-net.ne.jp/nagakusa/2007-03-14-1
おじいさんが花を摘んでいたのに、なぜ...。
こちらの1本(私がおじいさんと話をした1本です)は、確かに花が少ないような...。
きっと、全部摘みきれなかったのでしょうね...大変だもの。
でも、おかげで、満開の桃を楽しむことができました。
長草の桜 その4 [長草雑感]
東京では桜が満開だとか...
長草は?...
こんな感じです。
桜の木は、ため池の周りに植えられていることが多いので、まだ紹介していないため池を、チラッと見せながら報告いたします。
アピタの西隣にある烏池(カラスイケ)堤防の桜並木です。旧 長草平手、現在は明成町4丁目なので、厳密には長草ということにはならないかもしれませんが...
消防署や共和保育園のあるあたり、上宮池周辺の桜並木です。ここも旧 長草五ツ屋、現在の明成町1丁目。厳密には長草ということにはなりませんね。
こちらは正真正銘長草です。白魦池(シラハイケ)の桜並木。
どこも1〜3分咲きといったところでしょうか。週末天気がよければ、お花見ですね。
長草の山ノ神神社跡 [長草雑感]
山ノ神神社跡...といっても、もう既に、住宅が建っているし、ここが神社であったことを物語るものは何も無い。
長草の昔からの集落の中心地(長草天神社のある所)から、谷(狭い平地)をはさんで、5分ほど岡(小山?)を登った位置にある。現在は、住宅街となっているが、昔は木が茂っていたような雰囲気は残っている。
神社が無くなってしまったのは、なにもここだけの話ではない。
日本では、大規模な神社の統廃合が、明治初期と明治末期の2度行われていて、歴史的・民族的遺産としての神社は、絶えてしまったものが多い。ほんの100年ほど前までは、日本の神社はもっとずっとたくさんあり、多様でもあった。
長草の山ノ神神社は、明治7年から10年にかけての統廃合で、長草天神社の境内に祀られることになり、現在に至っている。
長草天神社には、明治7年から10年にかけて、こうした形で、藤井神社(以前は本郷の東北隅(本郷15番)にあった)、田ノ神神社(以前は田ノ神33番地にあった)が祀られるようになった(津島神社は、それ以前から、天神社で祀られていたようだ。)。
そう考えると、ここら辺りでも、神社の数は1/4〜1/5になっていることになる。
散歩の途中、ウグイスの声を聞き、キジが走り去るのを見た。
長草の夜 [長草雑感]
長草の夜は暗い。
どのくらい暗いかというと....
...このくらい暗い。
オレンジ色に光っているのは、知多半島道路のパーキングエリアの明かり。
中央やや右に見える煙突から煙が出ているが、それは、東海市の清掃センターの煙突(ため池の写真に度々登場していたとは思うが...)。
上空は曇っていて月明かりはないが、地面に近い所が何となく明るいのは、東海市の製鉄所や発電所といった工場群の明かりかな...と思う。
この通り、幹線道路から引っ込んだ住宅が立っている辺りは、こんな感じに暗い。
長草の朝の散歩 [長草雑感]
長草は、起伏に富んでいる。山というより小さな丘の合間に平地があるという感じだ。昔は、耕作する土地が少なく、工夫を凝らしたな農業が進んだ...といわれている。
山の傾斜地に残った雑木林や竹林、開発によって建てられた新しい家、その間に残る畑、そして遠くに昔からの集落...これが今の長草の典型的な風景なのかもしれない。
生返る畑とおまけの子牛 [長草雑感]
雨が上がり、暖かくなって、畑での作業が目立ってきた。
きれいに均された畑。禅寺の庭の様に箒で掃かれているようにも見える。
この後、このような畝をつくり、ジャガイモを植えるのだそうだ。
もちろん、今、畑に何もないわけではない。暖かくなったせいで、急に賑やかになったような気がする。
苗を植えた様子。車で通り抜けた時、支えの棒に結わえた白い紐が、御幣のように見え、「何だこれは!?」と、思わず車を止めて写真を撮った。
先日撮り損ねた子牛。2頭いる子牛うちの1頭は、恥ずかしがりやで、小屋の中に隠れている。
チョット?ピンぼけ 長草の田おこし [長草雑感]
あちこちで田おこしを見かけるようになった。
田おこしをすると、鳥(特にカラス)が集まってくる。
土の下から掘り起こされた、実や虫が目当てのようだ。
随分とピントのぼけた写真だが...まあ、雰囲気だけでも。
田おこしされた田んぼは、5月10日ごろに、水を入れるそうだ。
少しずつ風景が変わっていく長草に、春が来たことを感じる。
長草の桜...その4 [長草雑感]
風は冷たいのに、桜のつぼみは日に日にふくらんできた。
今日は、白魦池の桜の木を、散歩がてら見てきました。
強い風に池は波だっているのに、桜はふっくらと...
たくさんのつぼみが確認できる。
手に取ってみると、つぼみは柔らかく感じられました。
あと1週間? 2週間? 桜予報は当てにならないような気がしているので...